えのじょ放送部

ボイストに参加する目的

ボイストで優勝すること

江ノ島女学院放送部は廃部の危機を迎えていた。
三年生が卒業し、部員が二人だけになってしまったのだ。
残された二人には夢があった。
それは放送部の誇りをかけて「朗読の祭典ボイストで優勝すること」。
夢のために、部の存続のために、必要な部員はあと一人。
二人は懸命に部員募集をかけるも、なかなか希望者は現れず……。
そんなある日、部長のクラスに転校生がやって来る。
どうやら彼女は関西からやって来たみたい。
関西と言えば笑いの本場。きっとみんなを笑わせてくれるに違いない！
しかし、彼女の渾身のギャグに教室は冷たく凍り付く……。
そんな彼女が放送部への入部を希望して！？