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ボイストに参加する目的

伝説のユニットの暗殺依頼を受け、
ボイストで優勝することを決めた

北海道にある児童養護施設で出会った三人。
保護されたときの遥の唯一所持品「Assassin Manual」を元に
園庭の隅っこで殺しの技を磨く日々を送った。
施設を卒業後、三姉妹として上京した三人は
殺し屋稼業の隠れ蓑として、メイド喫茶『きりん組』を経営することに。
彼女たちに殺しを依頼する符牒はフリマアプリに
「¥41,564」（ヨイコロシ）の値段で木彫りの熊を出品すること――。
ある日、三人の元に、巨額での殺しの依頼が届く。
ターゲットは「ボイスト」の伝説ユニットの一人。
伝説ユニットの顔を見られるのは、ボイストの表彰式のみ。
任務遂行のため、三人はボイスト大会で優勝を誓ったのだった……